続・コロムビアNo.460はハイブリッド電蓄の夢を見るか?

2019年6月9日

上記の記事で一部着手していた、コロムビアNo.460をハイブリッド電蓄化する改造の続編です。

必要なパーツ類について

まずは電源として必要な汎用のACアダプタです。3V~12Vまで任意に設定可能なモノで、今回は5Vに設定して使います。(変換プラグの種類も豊富なので、ひとつ持ってると使いまわしがきいて便利なモノです)

コンセントの無い場所で使いたい時のために、電池ボックスも購入したのですが……、単三×3本用と思い込んで注文し届いてみたら単三にはブカブカのサイズで使えませんでした。200円弱の無駄遣いです。

5V 駆動の2チャンネル 3W アンプユニットです。 2個セットですが、なんと199円です!只みたいな値段ですね。(ボリュームにスイッチ機能もあり)

仮配線して動作確認するためのテストケーブルです。ワニ口の色がいろいろあって目に鮮やかなのが嬉しいです。

これは、スマホなどステレオイヤホンジャックからの出力を、ミックスしてモノラルにするためのケーブルです。(ステレオの延長ケーブルも含む)

これは以前の記事にもある手持ちの小型スピーカー(廃物利用)です。左のコロムビアNo.9には代用ダイヤフラムが入ってます。

アンプユニットのボリュームにつけるため、蓄音機に合いそうなクラシックデザインのボリュームつまみを用意しました。

では念願の組立て!

まずはNo.9をバラして、代用ダイヤフラムやカンチレバーなどを取り外します。

バラしたサウンドボックスNo.9に、小型スピーカーを仕込みました。スピーカー正面側にはダイヤフラム装着時と同様にガスケットを入れてあります。スピーカー裏側にはスペーサーとして薄い段ボールを加工したリングを入れました。

仮配線してコロムビアNo.460の枠にのせたアンプユニットです。

アンプユニット上部からの見た目です。ギリギリでショートしないという危険な仮配線状況です。

電源に繋がる配線はこんな感じ。

アームに取り付けた改造サウンドボックスへの配線です。

仮配線の全景です。まさに「実験」って感じですね。

では、ボリュームをひねってスイッチON!

予想通りの素晴らしさ

試聴のために、Youtubeにある廣澤虎造先生をかけてみましたら、木製ホーンを通した味が十分に感じられる鳴りっぷりです。(もちろんSP盤の生音にはかないません)

音量については、ボリュームを目いっぱいにしてもSP盤の生音より少し弱いくらいなので、もう少しパワーのあるアンプユニットでも良かったかもしれませんが、夜は逆にボリューム絞りめで使うでしょうから丁度いいくらいでしょうね。

本配線と仕上げ

仮配線で問題なく動作検証できましたし、鳴りっぷりにも不満がありませんでしたので、このまま本配線のはんだ付けをして仕上げます。

その前に……、コロムビアNo.460本体のサランネット部分を仕上げておきます。

アンプユニットの動作確認をしつつも、同時並行でグリル部分のサランネット交換をしておりました。

入手時にはオリジナルではなくなっており、現代のスピーカーによくある黒いサランネットが付いていたのですが、管理人ホシガメ的には「少し味気ないかなぁ~」と思ってましたので、明るめの生地に交換した次第です。

グリル部分を外した状態です。木製ホーンの内部は軽く掃除したのですが、ホーン内部下面に貼られている生地?のようなものは、触れば触るほど剥がれてくるのでこれ以上触らない事にしました。

最初は、本物のコーヒー豆用麻袋を使おうと思ったのですが、麻袋の生地は伸縮せず張りにくそうなので、コーヒー豆用麻袋がデザインされた伸縮性のある生地を使いました。(本物の麻袋だともっと枯れた感じで雰囲気が出るのでしょうが……、かつ南米コロンビア表記の麻袋なら完璧かな?w)

一部ケーブル流用の可能性があるので、ワニ口クリップによる接続も残しましたが、それ以外は全て基盤へのはんだ付けを完了しました。

ターンテーブルに乗せて再テストします。janis joplin の summertime を流してみましたら、これまたいい感じに鳴っております。はやりボーカルの主張が強いソースの方が蓄音器に合うように思います。

普通は、配線したユニットを適当な大きさのボックスに入れ、ボリュームや抜き差しする端子などを外部配置し固定するのでしょうが、面倒なのでこのまま裸で使うことにします。

もちろん蓄音機としても

仕上がった「コロムビアNo.460改」は、ハイブリッド電蓄でありますので、もちろん電気無しの普通の蓄音機としても使えます。

パーツ取りとして入手したジャンクに、程度のいいサウンドボックスNo.9が付いてきましたので、この「コロムビアNo.460改」のSP盤演奏用の装備とする事にしました。

高音ビビりもなく、よく鳴ってくれるサウンドボックスです。(注意:簡単に付け替えて撮影してしまったので、カンチレバーが垂直の状態になってますが、もっと奥まで嵌合させ時計回りに回して傾いた状態が正常)

おおよそ不調部分は直しましたし、見た目も機能もよくなったと思います。

残りは、ターンテーブルの天鵞絨を貼りかえるのと、ステーの交換くらいですね。また、おいおいやって行きたいと思います。