精工舎のスモセコ手巻き腕時計やパーツ類など

2019年4月6日

一時期、管理人ホシガメは機械式時計の分解や組立てにハマっておりました。と言っても素人がにわかに始めたことなので、高価な機械やパーツを使うわけにはまいりませんので、廉価なジャンク機械やパーツを集めて、良いとこ取りして動くものに仕上げる遊びです。

これが思った以上に面白く、少しずつ工具類も揃えながら時間を忘れて作業に没頭したものでした。また、機械以外の部分においても文字盤・針・ケース・バンド等の組み合わせにバリエーションが考えられますので、仕上がりをイメージしながら、それらのパーツを集める事も大いに楽しめました。

その後、管理人ホシガメは体調を崩し数か月病気療養していた時期があり、同時期に視力の悪化も進んでしまいましたので、腕時計のように精密な機械いじりは残念ながら出来なくなってしまったのでした。

しかし、以前に組立てた完成品やある程度種別が網羅されたパーツ類などは、時代を感じる所有物としての魅力は失われておりませんので、大事に保存しております。

今回はザックリ全容をご紹介します。

なぜに精工舎なのか?

戦前~戦後間もなくあたりの機械は、主にスモセコ(秒針が文字盤下部に独立してるスモールセコンドのタイプ)が多く、機構が単純なので素人でも構造が把握しやすいので、その時代の個体を狙ってジャンク扱いの本体を入手します。

大まかには、分解~清掃~組立て~歩度調整(時計の進み遅れの調整)の流れで作業するのですが、個体によっては日差数分程度で普段使いできるようになるものもあります。

しかし、まとめてジャンク個体を入手したものにそんなラッキーは稀であり、多くはどこか不具合のある個体ばかりなわけです。管理人ホシガメはド素人ですから、もちろん修理などできるはずもなく、舶来物は流通数も少ないのでその時点で諦めます。

↑↓再稼働に至らなかった個体のお墓、100均の小物入れが役立ってます。

しかし精工舎の個体であれば数も多く、大きさ(8型~10型とか)やネーミングが同じ機種ならパーツ流用可能な場合もあり、素人でも部品の良いとこ取りで2個1・3個1で動くようにできる可能性があるのです。

↑蘇ったスモセコ君たちの一部、下二つが精工舎モノ。ベルトに★のついたのは日差1分以内で動いてました!

↓当時の精工舎について参考になるサイト

精工舎の紙箱

こういうパッケージデザインにも惹かれます。ケース供給用の箱なのか? 機械組み込み済み用の箱なのか? 正確な用途はわかりません……。

風防

風防のサイズごとに分類できる木製の収納箱です。こんなに大量の風防どうするんだって? 眺めてニヤニヤするんですよ。

収納箱に収まりきらない風防くん達。

当時モノの革バンドと防塵ケースなど

経年劣化で革が弱ってますから、無理に実用しない方がいいみたいです。以前に比較的良い状態のモノを使っていたら、バックル部分の革がいつの間にか割れていたらしく、突然手首からほろっと剥がれました。

上の画像で中身のないケースが革ベルトについてますが、龍頭ごと時計本体を収納するタイプの防塵ケースです。

画像左側で白い小袋と写ってるのは、ジャストサイズで機械を組み込む通常ケースです。珍しい金メッキタイプ。布小袋に包装されたままのデッドストックだったので、傷一つないピッカピカの新品!

針もあります

針のデザインや色の違いで、文字盤の雰囲気が結構変わります。ただ、思った以上に組み付けが難しくて、苦労させられるんですよねぇ……。

文字盤

文字盤の一部です。並べて眺めてるだけでも何かいい気分になります。

画像右にある黒ダイヤルですが、確か組み合わせようと思っていてた機械を分解清掃してる途中だったような……。今となっては組立てられないですけどね。

おまけ

管理人ホシガメは仙台在住なのですが、ジャンクパーツをオークションで入手した中に、たまたま仙台の店の印が押された部品箱が混じってました!

株式会社 小川静商店 仙台店 とあります。卸業者さんのようですね。住所が花京院なので仙台駅から近い場所ですが、お店はもう無くなってるでしょうね。

今回はここまで。